わたしは悪人の家にある不義の財宝、 のろうべき不正な枡を忘れ得ようか。
主は言われる、 「彼らは正義を行うことを知らず、 しえたげ取った物と奪い取った物とを そのもろもろの宮殿にたくわえている」。
互に違った二種のはかり、二種のますは、 ひとしく主に憎まれる。
偽りの舌をもって宝を得るのは、 吹きはらわれる煙、死のわなである。
互に違った二種のふんどうは主に憎まれる、 偽りのはかりは良くない。
偽りのはかりは主に憎まれ、 正しいふんどうは彼に喜ばれる。
不義の宝は益なく、 正義は人を救い出して、死を免れさせる。
しかし、イスラエルの人々は奉納物について罪を犯した。すなわちユダの部族のうちの、ゼラの子ザブデの子であるカルミの子アカンが奉納物を取ったのである。それで主はイスラエルの人々にむかって怒りを発せられた。
その日にわたしはまた、すべて敷居をとび越え、 暴虐と欺きとを自分の主君の家に満たす者を罰する」。
主の声が町にむかって呼ばわる―― 全き知恵はあなたの名を恐れることである―― 「部族および町の会衆よ、聞け。
アッスリヤにあるもろもろの宮殿、 エジプトの地にあるもろもろの宮殿に宣べて言え、 「サマリヤの山々に集まり、 そのうちにある大いなる騒ぎと、 その中で行われる暴虐とを見よ」と。
わたしが「これはなんですか」と言うと、彼は「この出てきた物は、エパ枡です」と言い、また「これは全地の罪です」と言った。